「見立て」と「引用」という日本美術ではしばしば用いられる思考回路で絵を描いています。人間を描かないで人間を表しています。ですので描く家具や日用品は「ポートレイト」のつもりで描いています。これが「見立て」です。また構図に関しては過去の美術作品から「引用」しています。最近では「花」や「動物」なども書くことが増えました。家にいることも多くなったので、部屋に飾って元気が出そうなものを描いています。
= 杉山 佳 =
奈良県出身
2015年 東京藝術大学美術学部卒業
2017年 修了制作東京藝術大学美術館買い上げ賞
平山郁夫奨学金賞 創画会(東京美術館)初入選
作品収蔵 佐藤美術館、台東区役所
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