「見立て」と「引用」という日本美術ではしばしば用いられる思考回路で絵を描いています。人間を描かないで人間を表しています。ですので描く家具や日用品は「ポートレイト」のつもりで描いています。これが「見立て」です。また構図に関しては過去の美術作品から「引用」しています。最近では「花」や「動物」なども書くことが増えました。家にいることも多くなったので、部屋に飾って元気が出そうなものを描いています。
= 杉山 佳 =
奈良県出身
2015年 東京藝術大学美術学部卒業
2017年 修了制作東京藝術大学美術館買い上げ賞
平山郁夫奨学金賞 創画会(東京美術館)初入選
作品収蔵 佐藤美術館、台東区役所
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「二人の肖像」
藤田嗣治の作品から構図を引用して描きました。椅子と人物の見立てとして描いています。
606×530mm
価格:¥150,000(税込)
「アネモネ」
花を描こうと思って、どの様な構図が良いか考えましたが最終的にシンプルなところに収まりました。
410×410mm
価格:¥120,000(税込)
「ラクダのいる動物園」
フタコブラクダが動物園にポツネンと1匹佇んでいる光景が印象的でした。
333×333mm
価格:¥88,000(税込)
「押し花と数式」
私は数学が大の苦手だったので小中学校では苦労しました。数学の教科書やノートは、押し花を作るのに都合がよかったです。
410×530mm
価格:¥180,000(税込)商談中
「洋菓子と珈琲」
ケーキやアイス、グラスなどを丸、三角、四角、平行四辺形などシンプルな形に還元して描きました。
333×455mm
価格:¥160,000(税込)
「アジサイ」
アジサイは梅雨のイメージですが、少し暖かい色彩で描きました。
530×455mm
価格:¥220,000(税込)
「並ぶ家」
似ている形ですが並べるとその違いが顕著化していきます。
160×454mm
価格:¥70,000(税込)
「虎の絵」
2022年の干支を描きました。オッドアイです。
273×273mm
価格:¥60,000(税込)
「小さい家」
絵の具を削る技法で描きました。足し算ではなく引き算の仕事も面白いです。
273×273mm
価格:¥60,000(税込)
「外からの光」
光をどうにか表現できないものかと思い制作をしました。
727×910mm
価格:¥450,000(税込)
「アジサイ採集」
実際の押し花を和紙で閉じ込めて、その上から絵の具を使って描いています。
227×160mm
価格:¥40,000(税込)
「部屋曼荼羅」
団地の部屋を曼荼羅に見立てて制作しました。同じ区間、同じ間取りですがそれぞれの部屋でそれぞれの人間模様が窺い知れます。
681×681mm
価格:¥270,000(税込)
「五条楽園」
五条にある遊郭跡を描きました。建造物は久々に書きましたがなかなか面白かったです。
455×910mm
価格:¥320,000(税込)
「押し花」
自分が使っていた古いノートを開くと、押し花が挟まっていることがありました。植物は季節を捉えるきっかけとなります。
160×227mm
価格:¥40,000(税込)Sold Out
「雨の後」
雨の後の湿度を表すことが出来たらなと思い、制作しました。
227×160mm
価格:¥40,000(税込)
「ツキとクマ」
ツキノワグマの月と夜空の月を合わせて描きました。
220×120mm
価格:¥48,000(税込)
「パン曼荼羅」
パンを曼荼羅に見立てて並べて描きました。
273×273mm
価格:¥60,000(税込)
「楽譜」
昔、ピアノを習ってましたが楽譜は読めないまま辞めてしまいました。音符以上に楽譜に貼った付箋や周りの景色に興味があったように思います。
500×606mm
価格:¥240,000(税込)
「雨の日」
雨の日の学校の傘立てをイメージして描きました。形や色が持ち主を想起するように思います。
410×530mm
価格:¥130,000(税込)
「野菜の絵」
スーパーや八百屋さんに行くと「美味しそう」という見方と「絵になりそう」という見方の両方が出来ます。
227×160mm
価格:¥40,000(税込)